ケトルベル
ケトルベルは鉄球に取っ手が付いたトレーニング器具で、形がkettlebell(=やかん)に似ていることからケトルベルと呼ばれています。
ダンベルを使ったトレーニングは身体の各部位の筋力を強くしたり、筋量を増やすことを目的としていますが、ケトルベルは取っ手を持って振り上げたり、動きながらも負荷がかかった状態を維持するなど、身体の動きを強化する目的で使われます。
筋力を強化しながらスポーツにおけるパフォーマンス向上が目的であれば、ケトルベルを使ったトレーニングはとてもおすすめです。
ファンクショナルトレーニング
前述のようにケトルベルトレーニングは、身体の動きを強化する目的で使われますが、このようなトレーニングをファンクショナルトレーニングと呼びます。
純粋に筋量を増やすためのウェイトトレーニングの場合は、狙った部位に効かせるために、身体の本来の動きを抑えて行うことがあります。
例えばベンチプレスの場合は大胸筋に効かせるために肩が前に出ないように肩甲骨を寄せて行いますが、本来はボクシングのパンチやテニスなどのように、水平内転の動きは肩も前に出るのが自然な動きです。
ウェイトトレーニングとは対照的に、スポーツのパフォーマンスを上げるために身体の機能(動き)を強化するのがファンクショナルトレーニングです。
どちらのトレーニングが優れているとか劣っているという話ではありません。目的が違うので、比べるものではありません。
ケトルベルを使ったトレーニング
ケトルベルを使ったトレーニングは非常に多くの種目が存在します。専門のサイトやYouTubeなどで色々調べて、自分に必要な種目を探してみてください。
ただ、ダンベルで代用できる種目もあるので、すでにダンベルをお持ちの方は必要に合わせて購入を検討してください。